加賀百万石の城下町・金沢の卯辰山(卯辰山公園)。兼六園や金沢城公園などと共に「日本の歴史公園100選」に選ばれ、(文学碑、顕彰碑、記念碑、功労碑、歌碑、句碑、書碑などの)石碑や像を巡りつつ、金沢の歴史探訪(散策/ツアーなど)を楽しむことができます。自然豊かな公園や遊歩道なども整備され、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、散歩やジョギング、ドライブなどをしながら、季節ごとに異なる美しい景色も見れます。特に桜や紅葉の名所としても有名で、例年桜は4月上旬、紅葉は11月中旬〜11月下旬が見頃です。展望台もいくつか設置され、絶景スポットとしても人気です。特に、金沢市が一望できる「見晴らし台」「望湖台」そして、2019年の3月に新設された「眺望の丘」などでは、天気の良い日には日本海も見え、夜景もとても綺麗です。
「見晴らし台」の無料駐車場の裏にある玉兎ケ丘公園に、(市内の小学校の児童たちによる)千羽鶴が添えられた一際目を引く子供の像があります。大きな折り鶴を両手に持ち、空に掲げている少年少女の像(原爆犠牲者追悼の像)です。これは、広島/長崎原爆投下50周年を機に、被爆者や遺族を含む多くの県民の基金(県/市、自治体、募金など)によって建てられたものです。碑文には、平和への想いが刻まれています。